report_2004.07.14

2004年7月14日(水)~22日(木)
民主党日英議員連盟英国(含:フランス)訪問団
小沢名誉団長はじめ、鳩山由紀夫会長の下、総勢15名の民主党議員団で、英国・仏国訪問に行ってまいりました。
訪問の目的は、「英国の政府、政党関係者や研究者に民主党の政策を説明することや、両国の経済・外交政策について意見交換を行うことによって、民主党と英政党との信頼を推進する。」でした。
ロード・ハウエル保守上院外交問題スポークスマンとの会談では、イラク戦争における民主党の反対という姿勢、大儀の不透明性などを発言し、ハウエル議員自身、配慮に欠けるブッシュ発言に対し、少なからず不信感を抱いているとのことでした。
ビル・ヒラメル外務政務官と会談では、日本の国際貢献について現状を報告し、英国も日本の貢献は評価しているとのことでした。また、英国が米国に働きかけたことにより、国連の関与と支援を得られたと述べられました。
リチャード・スプリング保守党下院外交問題スポークスマンとの会談では、民主党として、小泉首相のブッシュ大統領への盲従の現状の指摘、今後の外交政策において、「日英」対「米」の形の提案をし、スプリング氏からは英国の中東に対する影響力の減少の現状が報告されました。また、民主党のマニフェストについても、短いフレーズで分かりやすくというアドバイスをいただきました。
ジョン・チャップマン国際戦略研究所所長及びアダム・ウォード上席研究員との会談では、国連の処理能力のなさの指摘、国連中心の安全保障を考える上での知恵を尋ね、両氏は、日本の国連中心の政策は政策担当者に恣意的に歪曲される可能性があることを指摘され、法整備、制度整備があげられました。
仏国では、ケバル社会党国際担当スタッフと会談し、フランスは現在、地方分権を進めていて、その問題点を伺いました。また、モイジ仏国際関係研究所特別顧問との会談では、EU建設の話を伺い、アジア共同体建設に関する意見を聞き、日本人のアジア人感覚の必要性、仏、独、ポーランド及び日、中、韓の代表を集め、日本主導でアジアにおける和解の必要性を考える会議を開いたらどうかという意見も出ました。国連はアメリカの非協力的姿勢が問題であると述べ、日本の扱いとしてはアジア和解の下、代表として参加が望ましいとのことでした。さらに、カンタン仏日友好議員連盟会長との会談では、日仏の共通の課題である少子高齢化社会について意見交 換をいたしました。
バイルー仏民主連合党首との会談では、仏国が核を自前で装備していることに関して、アメリカの単独での世界警察役は困難との判断とロシアの脅威からという説明がなされました。また、仏国で行われている、国会議員と地方自治体の首長の兼職制度について意見をうかがい、中央集権の中で、よい市長であるためには、国会議員であることが重要であり、官僚より現場を知っているという点で、地方の首長が国政に関わるというのは有益ということでした。
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